東工大共通メールシステム

東工大ポータルでは、東工大ICカード保持者すべてに共通したメールを提供しています。このページでは、その「東工大共通メールシステム」の概要、ウェブメールの使い方、各種接続の方法について説明します。

Contents

  1. 共通メールアカウントについて
  2. Webメールについて
  3. メールソフトによるメールの送受信
  4. 迷惑メールフィルタについて

1. 共通メールアカウントについて

東工大ICカード保持者で「姓名読み登録」を行った人に対しては、「m.titech.ac.jp」ドメイン(@の右側)のメールアドレスが与えられます。これが「共通メールアカウント」です。このメールアカウントを利用してメールの送受信を提供するシステムが「東工大共通メールシステム」です。このメールシステムでは、アカウント保持者に対してメール記憶領域(「スプール」という)を無条件で提供しています。

共通メールの仕様

  • スプールサイズ:教職員20GB、学生8GB
  • メール送受信サイズ:最大50MBまで
  • Webメール機能
  • SMTPS、POP3S、IMAPSによるメールの送受信
  • 迷惑メールフィルタ
  • メール転送設定
  • Webメールの「ゴミ箱」「迷惑メール」フォルダは30日経過後自動削除

共通メールの有効期限

共通メールは東工大在籍時のみ利用可能ですが、ICカードが失効してからも90日間は引き続き利用できます。この延長期間中は東工大ポータルのマトリクス認証でWebメールの利用もできます。

一度登録した共通メールアドレスは、進学時や東工大復帰時に再度利用することができます。新ICカードの申請時に以前所持していたICカードのID(職員番号または学籍番号)を引き継がせることで、旧ICカードで登録した共通メールアドレスが利用可能になります。

ICカード失効から90日経過した共通メールアドレスのデータは全て削除し、復旧も出来ませんので大切なメール等はご自身でバックアップを取り保管して下さい。

2. Webメールについて

東工大ポータルからブラウザで利用できるメールシステムです。コンピュータに特別な設定などが不要なので、インターネット接続環境があれば外出先のパソコンや端末からも利用することができます。

Webメールの使い方については「操作・設定ガイド: Webメール」を参照して下さい。

3. メールソフトによるメールの送受信

共通メールは、パソコン上のOutlookやThunderbirdなどのメールソフトを使用してメールの送受信ができます。共通メールでは通信経路のセキュリティ確保のためSSL/TLSによる暗号化を使用しています。このためメールソフトがSSL/TLSの暗号化に対応している必要があります。

共通メールでは、メールの受信にPOP3とIMAPという2種類の方法を利用できます。POP3を利用すると、サーバ上の全てのメールをパソコンのディスク上に取り込みます。IMAPを利用すると、メールは全てサーバ上で管理することができます(ソフトの設定によりパソコンに保存することもできます)。

メールソフトの設定方法については、「操作・設定ガイド: メールソフトの設定」を参照して下さい。

4. 迷惑メールフィルタについて

東工大共通メールでは現在、フィルタリングによる迷惑メールの自動判定を行なっています。その結果、迷惑メールと判断されたメールには、「X-titech-spam」という情報が、メールのヘッダー(From や Reply-to 等のように、メールの先頭部分に付加される情報)に追加されます。
Webメールやメールソフトの振り分け機能を使うと、ヘッダー情報をもとにメールを別フォルダに振り分けることができます。

迷惑メールフィルタの利用方法については、「操作・設定ガイド: 迷惑メールフィルタ」を参照して下さい。

注意事項

  • 迷惑メールの判定は完全ではありません。全ての迷惑メールをフィルタリングできるわけではありません。試験運用の実績では90%程度の的中率です。
  • ごく稀に正常なメールを迷惑メールと判定することがあります。

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更新日: 2013/04/01
作成: 認証基盤システム担当

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